2021/11/21に行われた統計検定1級(数理・応用)を受けました。数理の方は合否怪しかった(計算ミスが判明したため)んですけど、まあ両方とも受かっててよかったなって感じです。
試験対策
前日に過去問をやりました。2017年度の数理を1周し、応用は過去の問題をぺらぺら眺めて終わりにしました。
試験当日は久保川『現代数理統計学の基礎』で忘れてるところをザーッと、特に検定周りは普段使わないので知識を確認しておきました。
応用は理工学を選択していましたが、過去問見た感じしっかり勉強しとかないと無理そうだな~と思ってたんでほぼ諦め状態。とりあえず数理が終わって応用までの空き時間に『点過程の時系列解析』を読んでポアソン点過程の復習をしておきました。この本おすすめです。
試験中
数理は1,2,4を選択。思ってたより簡単で1,2は完答、4は(4)まで進めて(5)は手を付けられずに終了。
この時点では「受かったな~」という感じでしたが、昼休みにお茶飲みながら問題眺めてたら大問1の(4)で計算ミスを発見。さらに家に帰ってから大問1の(3)もミスってることが判明したのでガチで合否が怪しくなってしまいました。残念。
応用は1,3,5を選択。1は記述中心で、知ってる内容ばかりだったので普通にできました。3は計算が多め。最後のギブスサンプリングの問題が何を答えさせたいのかがいまいち不明瞭だったのを除けば、計算ミスなければできたかなという印象。5はベイズの定理を使って、正規分布表とにらめっこしながらひたすら計算していくタイプの問題でした。過去問見ていた感じだと応用の方が難しい(というか応用とは名ばかりで、数理.ver2みたいな問題ばかり)かなって思ってたんで、傾向が今までと違い過ぎてビビりました。結果として合格できたんで良かったです。
結果
12/20に結果発表があったらしい。翌日に「そろそろ結果発表かな~」と思って確認したところ出てましたね。数理は落ちてるかなと思ってたんですけど受かってました。よかったよかった。
あまり統計学の勉強やったことないよって人なら、数理・応用の両合格には大体100~400時間程度の勉強時間が必要かなと思います(最短ルートで100時間程度かな?)。大学1年レベルの数学力がある前提でこのくらいの時間が必要だと思うんで、大学受験で数学使わなかった!って人がとるのはかなり難しい資格と言えると思います。